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キャラクターイラストを描く際、「目」を描くのが好きな人は多いと思います。私も描くのが好きなパーツですし。
「目」は化粧でも「眼力」という言葉が有る程に顔の印象を決めるパーツです。そしてこの目によって少女漫画、少年漫画、萌系という作風も左右されると思います。
熱血漢溢れる目、キラキラとした可愛いお目、クールな切れ目…と目にも様々ありますしね!!
今回はそんな大事なパーツ「目」を描いていこうと思います。
目は様々な構造で出来ているのですが…まぁ記事を書いているのが私なのでゆるりと説明をさせていただきます。
難しく考えず気楽にお付き合いいただけると嬉しいです。
それではどうぞ宜しくお願い致します。
目の簡単な説明
どうしても私は絵の説明をする際実際に触ってみる事を推奨してしまうのですが…流石に目を直接触るのは止めましょうか。
目の下、涙袋の辺りを指でなぞってみて下さい。土台のような物が有りませんか?(頬の骨でしょうが)
丸い眼球が目蓋の下に有りますね。軽くなぞると目自体は丸いです。
次に鏡で確認してみて下さい。眼球は目蓋で包まれるので目を開いていても「丸」ではありません。極端に見てしまうと半月のような形にも見えませんか?
目をリアルに描写しようとするとまた違ってくると思いますが。個人的にはこの半月の形を意識するのが目を理解する手助けになりました。
土台となる涙袋を板、そして目をカマボコと考えて…土台(涙袋)にカマボコ(目)を盛って行くような気持ちで描いていく…とリアル風の目が描けると思います。
そうして描いたカマボコ…じゃなくて目にまつ毛や二重を追加してお化粧を施して上げると個性が出ます。
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カマボコの量を減らして小さめな目、その小さめな目の目尻を上げてアジアンテイスト…等など。
お化粧の方法が載った雑誌ではアイメイクは重要になりますのでそういうアイメイクの記事を参考にしてみると沢山の目と触れ合えます。
それこそ眼力が凄いぱっちり目や可愛い睫毛盛りモリの目…と絵と化粧は結構近い位置にある気がするのが面白いですね。
瞳を意識してみよう
目と言えば切っても切れないのが「瞳」ですね。切っちゃ駄目だろう…こればかりは…。瞳には様々な構造が有ります角膜、虹彩、瞳孔等など…
本当ならばそこも意識するのが良いのでしょうが…まず混乱してしまいそうなので(というか私はする)
まずは「瞳孔」「虹彩」そして「白目」の3つを抑えていれば大丈夫かと思います。
特に瞳孔はキャラクターの個性を出す際かなり手助けをしてくれると思います。瞳孔をあえて小さめにして猫目のような目にしてみる、大きく描いて優しげな目にする等々…敢えて描写をしない…と様々です。
虹彩部分も黒や茶色の他に青や紫、緑や金色、紅と色にも個性を出して行くと楽しいです。二次元キャラクターですし色々な色を描写してあげると良いですね。
色塗りも楽しいでしょうし!!
絵柄にもよりますがコミック風のイラストを描く際目に光(ハイライト)を入れるか入れないかでもかなり違ってきます。
不思議なモノでハイライトが入っているかいないかだけなのにかなり印象が変わって来ますね。
もちろんハイライト無しというのも味がありますし、無気力なキャラを描く際にはハイライトが無いと説得力が出ると思います。
ハイライトの入れ方や入れるか入れないかも描き手さんの好みですので自由に入れて下さいね。
児童向け少女漫画ですと目が大きくハイライトが多めに入っている印象があります。
色んな目の形目
目は髪と同じく個性がつけやすいパーツだと思います。それこそぱっちりとした丸目やキリっとした切れ目等々…
現実の俳優さんや芸人さん達の目もとても個性が現れているので好きな俳優さんや芸人さんをモデルに自分なりにデフォルメしてみる。
好きなアニメや漫画を参考に自分なりの可愛い、カッコいい目を見付けると沢山のキャラクターが生まれると思います。
目と一言で言っても糸目や垂れ目釣り目と本当に様々ですからね。
まとめ
個性が出し易いので描くのが好きという方が多いパーツなのですが、好きな形の目に偏って結果キャラクターが同じ顔に…なんて事も起こってしまいます。
私も学生時代は髪型が微妙に違うだけで同じようなキャラが…なんて事もありました。それ位「目」は印象が強いパーツです。
ですので、そうなるのを防ぐ為にも沢山の目のパターンをもって置くのも大事ですね。
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