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デジタルイラストならではの技法といえば様々ありますが…その一つはレイヤーの合成モードですね。

以前に同じ合成モードの乗算等を説明しましたが…この合成モード種類沢山ありどれがどれなのか…私もたまに迷います。

 

今回は合成モードでも使用率が高いであろう「オーバーレイ」について見て行きたいと思います。

 

自由自在に使いこなす…とまでは行かなくても覚えていれば便利ですし覚えていれば使う機会も増えて使いこなすチャンスにも繋がりますからね!!

 

それではどうぞ宜しくお願い致します!!

 

オーバーレイについて

 オーバーレイは合成モードに入っています。効果として使用したいレイヤーの上に新規レイヤーを作成し変更して使いましょう。

 以前紹介した「乗算」は重ねた部分に「暗い色」として色を落とすモードでしたが…今回のオーバーレイは色を重ねた場合、明るい部分は寄り明るく、暗い部分はより暗くする合成モードになります。

明るい色に明るい色を重ねても特に効果はありませんが暗い色に暗い色を重ねると暗くなる効果…というべきでしょうか?

色を重ねてみる

簡単に重ねてみようと思います。

まずは明るい色(黄色)と暗い色(青)に明るめの水色を重ねてオーバーレイにしてみましょう。

 

有と無…二つを並べてみました。有りは明らかに青が明るくなっていますね。

黄色も若干ではありますが明るくなって…いる?

 

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重ねる色やかさねる部分に結構影響の差が出てしまうようです。黄色は元々明るい色なのであまりオーバーレイの効果が出ていません。

 

 次は暗い色…一番暗い色である「黒」を重ねてオーバーレイにしてみるとどちらも明らかに暗い色になっています。

 

乗算が重ねた色全てを「暗い色」として落とすモードに対してオーバーレイはその色に応じて効果が変るモードと覚えていると良いです。

 

こんな使い方

私はアナログでのイラストも多く描くのですが…こういうアナログイラストにも合成モードは役に立ちます。

↑は青のオーバーレイを重ねています。色が薄い、印象が弱いという場合にハッキリとした色に出してくれるのでオーバーレイや別の機会で説明させて頂く「ソフトライト」はアナログイラストを取り込んだ際良くしようします。

濃すぎると思った場合は不透明度を落として調整すると元絵に近い状態で色の印象を変える…という事が出来ます。

 

背景にも役に立ちます。特に空等の光が関係するような被写体でしたら…↑の青空を

オーバーレイ(青)を重ねる事で寄り一層濃くする事が出来ます(グラデ等を行わず一枚塗り潰しただけでこうなります)

オレンジを重ねる事でやや日が落ちた空に帰る事が出来ます。一番明るい色である白に暗い色としてオレンジが乗るので雲も多少色づきます。

青を重ねて更にオレンジ…で濃く更に日が落ちたイメージの空を作成出来ます。

 

元の色をより暗く(濃く)より明るく(鮮やかに)する効果ですので使っていくのが楽しい効果の一つじゃないかと思います。

 エアブラシツールで月をスタンプで星を追加させてみました。エアブラシ特有のぼんやりした境界もオーバーレイの効果で光のように見えています。

暗い色(青)の上に明るい色(白)でスタンプをしているので双方を明るく暗くしているのでより一層輝く空が出来上がりました。

 

結構好き勝手にやっても良く見えてくるので作成したイラストにドンドン重ねて上げて下さい。そうすると好きな絵の形が見えてきます。

 

 最後に

オーバーレイの効果で結構有名な技法はグリサイユ技法…という暗い色で下塗りをした絵に対してオーバーレイの状態で着色を行うというモノがあります。

少ししか触った事が無い技法なので今回はそういうのもある…程度に。後々説明出来る機会があれば…と思います。

 

それではココまでお付き合い頂きありがとうございました!



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