イラスト・マンガ学科あります【アミューズメントメディア】
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現在、商業イラストはデジタルが主流でアナログの方が珍しい…という状態だと思います。それでも、アナログ主体で活動しているイラストレーターさんがいないという訳ではありません。
漫画家さんの方でしたらアナログのみで漫画やイラストを描き上げている人はまだまだ多いです。
それでも、アナログでのイラストは徐々に減ってきている印象はあります。
そんな中でも強いアナログ画材があります。それはTooから出ているアルコールマジックマーカーの「コピック」です。
こちらをメインに使用しているイラストレーターさんも漫画家さんもかなり多いです。
今回はそんなコピックを使ってみる事にしたいと思います。使ってみたいけども使い方が解らない、持っているけど上手く塗れないという方に為に塗り方をメインに進めさせていただきます。
どうぞ宜しくお願い致します。
コピックとは?
コピックはToo社から出ているアルコール性のマジックマーカーです。現在は3種類出ています。もう一つワイドという広い面積のモノがありますがこちらはインクを自分で入れて使用するモノらしいので今回は省きます。
上から
・コピック・チャオ
コピックよりもインク量が少ないのでその分価格も安いので手軽に購入が出来ます。1本250円前後(税別)ですので1000円持っていけば3本買ってもお釣りが来ます。
・コピック・スケッチ
一般的に「コピック」と聞くとこちらを連想すると思います。画材屋のコミックコーナー等でもこちらが一番優先的に置かれているとおもいますし…(書店等はどちらかと言うとチャオのみという場合もありますが)
筆タイプのペン先なので様々な着色に適しています。
・コピック
実はこちらが「コピック」らしいです。通販等で「コピック」という名称で注文をするとこのタイプが送られてくるので注意が必要です。
こちらは正統派なマジックマーカーのような印象があります。極細のペン先とブロックタイプのペン先になります。
繊細な場所の塗りには向きませんが広い面積の塗りにはとても大活躍してくれます。
…以上がコピックの種類になります。
蓋に記してあるE00やC03等の番号は色の番号になります。画材屋さんでコピックが配置されている場合色はこのアルファベットと番号順に配置されていますので見てみると楽しいです。
迷った場合はオススメセットとして6~12本程セットになったモノも売られている場合がありますのでそちらを購入しても良いかと思います。
コピックは保存状態があまりに酷い場合じゃなければ10年以上持つマーカーです。ですので、あまり使わない色はチャオ、メインで使う色はスケッチ、広い面積を塗る場合にはコピックという使い分けをしても良いかもしれません。
コピックを塗る際に大事な紙とペンの相性
まずはコピックを塗る際に大事な紙、こちらはどんなモノが良いでしょうか?気軽に手に入る紙で見て行きたいと思います。
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まず、ケント紙です。漫画用原稿用紙もケント紙ですのでそれの裏を使用しても良いです。染み込み、発色共々丁度良いです。人によっては薄く感じる場合もありかもしれませんが…。こちらを使用している人は多いと思います。滲みも少ないのでパリっとした印象の塗りが出来ます。
次にコピー用紙です。発色や染み込みがケント紙よりも良いですが薄い紙なのでちょっと乾きが遅い印象があります。
線画をコピーして塗るという作家さんも多いです。個人的にはちょっとムラが出来易いかな?と思います。
最後がマルマンから出ているスケッチブックです。書店や文具や、スーパーの文具コーナーと広い場所で手に入り易いスケッチブックです。
画用紙なので滲みが出やすいですがその分ムラが出来にくいと思います。個人的に一番良く使っている紙ですので今回はこちらの紙を使用して説明させていただきます。
コピックはアルコール性ですので「耐水性」のインクを使用したペンならばインクを溶かし、線を伸ばす等の事故を防ぐ事が出来ます。
油性マジックや中性ボールペンですとこのような滲みの原因となってしまいます。
では、実際に塗りをしてみましょう
コピックをムラなく塗ってみよう。
コピックは普通に塗り潰すだけでは色の濃い薄いが目立つ「ムラ」が出来てしまいます。薄い色は特に目立ってしまいます。
ムラ無く塗る方法ですが。
一回インクを塗り潰した後にもう一度同じインクを乗せる「重ね塗り」
ペン先を紙に押し当てそのまま円を描くようにクルクル塗り込む「回し塗り」があります。どちらも塗ると言う寄りはインクを紙にしみ込ませるという感覚ですね。
そしてムラ無く塗るコツは、コピックはアルコール性のインクなので乾く前に素早く塗る…という事です。
多少はみ出るかもしれませんがムラとはみ出しのどちらかを優先させるか…ですね。
素早く塗ると言っても塗り個所によって様々です。広い場所でしたらブロックタイプのペン先を使用して広く手早くベタ塗りを行うのが大事です。
逆に細かい場所でしたら筆タイプや極細タイプで素早く塗りあげる事が大事になるので臨機応変に使っていきましょう。
コピックには0番という「無色透明」なインクがあります。当然0番のみを使用しても当然色は付きません。
こちらは色を暈かす、色を溶かす役割があります。
先に0番を塗り込んだ画用紙に色を乗せた場合、まだインクが乾いていない状態ですので色の境目が少し滲んでいます。
水彩画で言う所の「画用紙に水を染み込ませる」にちょっと近いと思います。
次に色を乗せてから0を塗り込むと元のインクを0番が溶かしてしまうのでそこから滲みが出来ます。こちらも水彩での濃い色の乗せた後水で伸ばす方法に近いかと思います。
コピックのコツはとにかく乾く前に塗る、手早く塗る事を、心がけるのが良いです。後に乾いてから塗り込む、敢えてムラを作る等の方法も有りますが…それらはまた次の機会に…
コピック初心者でも怖がらない!!基本な塗り方を覚えよう まとめ
まず、今回は基本的な所で説明させていただきました。ムラ無く塗れる、コツを掴めれば次のグラデーションや混色も上手く出来ると思います。
次の機会がありましたら是非お付き合い頂けると幸いです。
ココまでお付き合い下さりありがとうございました!!
PS/
これたまたま見つけたのですが
小学生らしき女の子が頑張って書いてて好感持てたので
是非みてみてください↓
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